映画評「懲役200年」

※ネタバレが含まれている場合があります

[製作国]アメリカ [原題]THE SECOND 100 YEARS  [製作]ハル・ローチ・ステュディオズ  [配給]MGM

[監督]フレッド・ギオル  [製作]ハル・ローチ  [脚本]レオ・マッケリー  [撮影]ジョージ・スティーブンス

[出演]スタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、チャーリー・ホール、ジェームズ・フィンレイソン

 囚人とローレルとハーディ。何度も脱獄を試みているが失敗している。だが、ある日、ペンキ屋のフリをして刑務所から逃げ出すことに成功する。

 スタン・ローレルとオリヴァー・ハーディのコンビ作として、初めて世に送り出された作品と言われている。

 ペンキ屋のフリをする2人が、何でも白いペンキを塗ってしまうギャグが最大の見所だろうか。だが、そのギャグが最大の見所というのは少し寂しい。せっかくのローレルとハーディの公式第1作なのだが、その名にふさわしい化学反応には欠ける作品だった。