イギリス ジェームズ・ウィリアムソンの作品 1901年(2)
「中国における伝道会襲撃(Attack on a China Mission)」
ジェームズ・ウィリアムソンによる作品。伝道会が中国人に襲撃されるが、最後には援軍がやってくるという内容。この作品は、ジョルジュ・サドゥールの「世界映画全史」によると、カットバックが使われた初期の作品として紹介されているが、私が見たジュネス企画発売の「アメリカ映画の誕生」のビデオに収められている作品でも、アメリカで発売されているDVDでも、カットバックは行われていない。
カットバックがなくとも、中国人に襲われ、応戦し、援軍がやってくるという展開は変わらないし、むしろよく分かるのだが、見ていておもしろい作品とは言い難い。
ちなみに、中国人は紋切り型の服装でわかるようになっており、演じているのはイギリス人と思われる。
私が見た作品以外にもバージョンがあるのだろうか?知りたい。
(ビデオ紹介)