日本 文部省の映画施策−1921年

 人々への影響力が大きくなった映画に対して、文部省はいくつかの施策を行っている。

 文部省によって、映画の芸術的価値や映画説明の社会に及ぼす感化を弁士たちに説明するために、「活動写真説明者講習会」が開催されている。

 また、映画文化に対する人びとの認識を新たにさせるために、「活動写真展覧会」も開催されている。この展覧会には、毎日1万人を超える入場者が訪れたという。