日活の活劇映画 1926年

 日活は活劇スターとして活躍した鈴木伝明が1925年に松竹に移籍してしまっていたが、新しい役者たちが活躍をしていた。浅岡信夫、広瀬恒美、大久保謙治らを起用した、上海や台湾でロケをされた活劇映画が作られたという。監督には村田実、溝口健二阿部豊といったビッグ・ネームの他に、当時の新進監督の伊奈精一、田坂具隆、楠山律などが担当したという。