その他の松竹映画 1926年

 かつて蒲田撮影時所長だった野村芳亭も、「カラボタン」(1926)で気を吐いた。野村の代表作とも言われるサラリーマン喜劇である。課長に昇進した桜井は、同僚たちにおごってばかり。そのため妻が怒って家出してしまい・・・という内容の作品だ。