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 ロバート・ウィリアム・ポール(イギリス)の作品 1895年

…ム・ポール監督作。 文字通り、ドーバーの荒波を撮影されている。 リュミエール兄弟の初期の作品が1つのショットで編集なしで撮影されているのに対して、この作品は2つのショットから成っているのが特徴。 「The Derby」 イギリスの映画製作者、ロバート・ウィリアム・ポール監督作。 コースを走り去る競走馬をコースの内側から撮影。馬が走り去った後は、人々がコースの中へと入っていく。画面は非常に粗く、ブレもひどいが、最初期のイギリス映画として貴重な作品といえるだろう。 (DVD紹介)…

 「ブロンコ・ビリー」シリーズ

…が始まっている。主演したのは、ギルバート・M・アンダーソンである。無法者だが、優しい心ももっているという「グッド・バッド・マン」という愛称で呼ばれた、アンダーソンによるブロンコ・ビリーのキャラクターは西部劇ヒーローの原型と言えるかもしれない。 ちなみに、アンダーソンはジョージ・K・スプーアという人物とともに、エッサネイ社(2人の頭文字「S&A」を続けたもの)を設立して「ブロンコ・ビリー」シリーズを作っている。このエッサネイ社は、後にチャップリンを引き抜くなどして発展していく。

 リュミエール社作品集(72)

…る。画面に映るようにするための処置だろう。時折蛾を操る糸が見えるのはご愛嬌。 ネタ的にはチャップリンの映画に出てきそうなのだが、高齢の偉そうな紳士が演じているのと、本物のカフェのような(そうなのかもしれない)セットで演じられているのが特徴。 「逆さに文字を書く」 横長の黒板に文章の終わりから文字を書いていく。 「観客の皆様に、感謝を込めて」という文字が現れる。 ナレーションによると、各上映の最後に使われたのだという。文字を書くのは奇術師のトレウェー。 これにて作品集も終わり。

 リュミエール社作品集(72)

…「Lumiere」も文字が入っているのも特徴的。 ナレーションによると、同じ題材がメリエスとパテでも作られており、区別するためにロゴを入れたのだという。 「耕作」(1896) ノルマンディー。牛を使って耕作するをする様子を撮影。 6頭の牛が登場するのだが、ナレーションによるといつもはもっと少ないのだという。 広大な畑と耕作をする人、牛、後ろに見える丘という構図がすばらしい。 「広場」(1896) ベツレヘム。広場で多くの子供たちが何かに群がっている様子を撮影。 何に群がってい…

 リュミエール社作品集(55)

…HT SEIFE」の文字が目に入ってきたと思ったら、この会社の広告なのだという。世界初の広告映画ということだ。途中で子供に指示を与える人物の姿まで映っている。 思えば、通りの看板に書かれたものはあっても、この作品のようにあからさまに目に文字が入ってくる作品はなかった。その意味でも効果はあったのかもしれない。 「第八大隊の縦列行進」(1897) スイス・ローザンヌ。行進する兵士たちの様子を撮影。 この作品にも、途中でさりげなく「SUNLIGHT」と書かれた看板を積んだ車を男が持…

 写真 露出と複製の問題が解決されて

…100秒にまでなり、文字通り一瞬で撮影ができるようになったのは1851年と言われている。 また、複製は現在も使われているネガ/ポジ方式がタゲレオタイプの開発から間もなく採用される。 このような写真の技術が応用され、機械としての「映画」の完成へと向かっていく・・・のであるが、真っ直ぐに「映画」への道へと向かっていくわけではない。「映画」に至るまでには、様々な右往左往がある。写真を使って、いろいろなことを使用という試みが、結果として「映画」へと結びついていく過程をこれから見ていき…