1914

 キーストン社の作品「HIS SECOND CHILDHOOD」

製作国アメリカ キーストン・フィルム・カンパニー製作 ミューチュアル・フィルム配給 監督チャールズ・エイヴリー 製作マック・セネット 出演チャールズ・マレイ 若い女性との交際を女性の父親に反対されているチャールズは、女装して家庭教師になりすまし…

 キーストン社の作品「LEADING LIZZIE ASTRAY」

キーストン社製作。ロスコー・アーバックル監督、主演。 ペテン師に騙されて街に連れて行かれた婚約者を追いかけて、ファッティは婚約者が働かされている街の酒場を探し出す。 単純なストーリーだ。ファッティの婚約者は売春をするために捕まえられてように見…

 キーストン時代のチャップリンの作品「アルコール先生原始時代の巻」

原始時代の放浪者チャーリーは、多妻の王様と仲良くなるが、王様を谷から突き落とし、自らが王様の座につく。だが、谷から突き落とされた王様はまだ生きていて、いい気になっているチャーリーを殴る・・・ところで、いつもの姿のチャーリーがベンチで目を覚…

 キーストン時代のチャップリンの作品「夫婦交換騒動」

チャーリーは妻をほったらかして、マック・スウェインの妻にちょっかいを出している。その頃、マック・スウェインもチャップリンの妻にちょっかいを出している。妻たちはチャーリーとスウェインを軽くあしらうも、2人はしつこく、警官が2人を追い払おうと…

 キーストン時代のチャップリンの作品「醜女の深情け」

金持ちの大女(マリー・ドレスラー)をチャーリーが騙して金を奪う。昔からの相棒のメーベル・ノーマンドと大女の元から逃げ出したチャーリーだが、大女が伯父の遺産を相続することを知り、チャーリーはメーベルの元を去って大女と結婚する。チャーリーとド…

 キーストン時代のチャップリンの作品「他人の外套(逢い引きの場所)(他人のコート)」

チャーリーはポケットに哺乳瓶を、別の男はポケットにラブレターを入れてレストランへ行く。チャーリーと男はそこでやり合った後、それぞれ間違って相手の外套を持って帰ってしまう。チャーリーは奥さんにラブレターを見られ大目玉。外へ逃げると、男とまた…

 キーストン時代のチャップリンの作品「アルコール先生ピアノの巻」

チャーリーはピアノの運送を仕事としている。配達と引き取りを依頼されたが、引き取りに行く家にピアノを運び、配達する家からピアノを引き取ってしまう。 チャップリンは役者として、この作品に貢献している。2階にピアノを運ぼうとして階段から滑り落ちた…

 キーストン時代のチャップリンの作品「アルコール自動車競争の巻」

自動車レースを見に来たウォラス氏とワウワウ氏。ウォラス氏は妻とは別の女性に手を出し、ワウワウ氏はウォラス氏の妻に手を出す。 実際に行われた自動車レースにロケして作られた、キーストン社らしい作品。チャップリンはワウワウ氏を演じている。ドタバタ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「チャップリンのパン屋(チャップリンとパン屋)」

パン屋で働くチャーリーは、職人たちがストを起こしてしまったために大忙し。元々はウェイターだったチャーリーは、パンを焼く仕事へと回されるが、同僚とはトラブルばかり起こす。そんな中、ストを起こした職人たちは、パンにダイナマイトを仕込んで、パン…

 キーストン時代のチャップリンの作品「恋の痛手」

恋する女性を奪われたチャーリーは、もてるために女性を奪いとるが、最後にはチャーリーに女性を奪われた男性たちがやってきてドタバタとなる。 かなり無理やりなストーリーとなっており、女性たちは無条件で戦いに勝った方にくっついていく。活弁でもこの御…

 キーストン時代のチャップリンの作品「新米雑役夫(新米用務員)」

雑役夫として働くチャーリーだが、やることなすこと失敗ばかり。だが、従業員の1人が金庫の金を盗み、それを目撃した秘書を襲うところにチャーリーが駆けつけ、秘書を助け出す。 この作品は、キーストン時代のチャップリン映画の傑作だと私は思っている。こ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「両夫婦」(「二組の夫婦」)

酔っ払って帰ってきたチャーリーは、同じように酔っ払って帰ってきた隣部屋に住むファッティと一緒に、怒る妻を置いて酒場へと繰り出していく。 チャップリンとアーバックルの共演作。チャップリンの方が先に登場するので、この作品内の格としてはチャップリ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「チャップリンの看護人(新しい仕事)」

金も仕事もないチャーリーは、足を怪我した男性の車椅子を押すアルバイトをするが、途中で酒を飲みたくなったりして、うまくいかない。 足を怪我している不自由な状態の人物をチャーリーが面倒を見るのだから、足を怪我した男性は見るに耐えないほどひどい目…

 キーストン時代のチャップリンの作品「男か女か」

映画の脇役のチャーリーは、失敗ばかりしてクビになってしまう。チャーリーは見返してやろうと、女装して撮影所に入り込み、自分をクビにした監督を手なずけてしまうが、着替えと称して浮浪者の格好となり再び監督と対面。ドタバタが始まる。 チャップリンが…

 キーストン時代のチャップリンの作品「レクリエーション(リクリエーション)」

公園でみかけたカップルの邪魔をしたり、恋人の女性にちょっかいをかけたりするチャーリーに、警官が絡んできて、ドタバタへと発展する。 時間が短く、かなりやっつけで作られている印象が拭えない。当時、チャップリンの人気は高まっており、どんな作品でも…

 キーストン時代のチャップリンの作品「チャップリンの画工」

酒場で飲んだくれながら、昔話を語るチャーリー。かつて画家だったチャーリーは、モデルの女性に恋をするが、金持ちの男性に取られてしまう。数年後、すっかり飲んだくれになったチャーリーは、子供たちと一緒に散歩するかつて愛したモデル夫婦を目撃するの…

 キーストン時代のチャップリンの作品「チャップリンの小道具係(舞台裏)(道具方)」

ヴォードヴィルの小道具係のチャーリーは、あまり働きたくない。老人に重い荷物を運ばせる一方で、美人の出演者の頼みは聞くチャーリー。舞台の幕が開くが、ただでさえ忙しい舞台裏はチャーリーが加わることでさらに混乱を起こす。 チャーリーのキャラクター…

 キーストン時代のチャップリンの作品「笑いガス」

歯科医で雑用係として働くチャップリンは、美人の患者には手を出そうとし、お使いに行っては騒動を巻き起こし、最後には患者も医者も交えてのドタバタとなる。 山高帽を取ってそのままクルクルっと腕の上で回転させて持つ芸といい、間違えたフリをして美人の…

 キーストン時代のチャップリンの作品「メーベルの結婚生活」

メーベルとチャーリーは夫婦。昼にある男性に絡まれる2人。チャーリーが酔っ払って家に帰ると、そこにはメーベルが買った人間の服を着た起き上がりこぼし式のパンチングマシーンがあり、チャーリーはそれを昼の男と勘違いする。 起き上がりこぼし式のパンチ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「メーベルの忙しい一日」

メーベルがカーレースの会場に、ホットドッグを売りにやってくる。なかなか売れないメーベルに、いろんな男たちが絡んでくる。その中にチャップリンが加わることで、ドタバタに発展する。 チャールズ・チャップリンとメーベル・ノーマンドの共演作。タイトル…

 キーストン時代のチャップリンの作品「ノックアウト」

ファッティがその巨漢を買われて、ボクシングのチャンピオンに挑戦することになるが、試合はめちゃくちゃな展開になり、警官まで出てくる騒動となる。 この作品は、日本では「デブ君」の愛称で人気だったというロスコー・“ファッティ”・アーバックルが主演の…

 キーストン時代のチャップリンの作品「命取りの木槌」

チャーリーと2人の男が、メイベルを巡ってドタバタを繰り広げる。 チャップリン、マック・セネット、マック・スウェインの男性陣と、メイベル・ノーマンドがヒロインという豪華キャスト。 チャップリン・ザ・ルーツ 傑作短編集・完全デジタルリマスター DVD…

 キーストン時代のチャップリンの作品「忙しい1日(つらあて)(多忙な一日)」

他の女性の後を追っかける夫に怒った妻が、夫と女性を追い掛け回す。 チャーリーは出てこない。この作品の中でチャップリンが演じているのは「妻」だ。チャップリンは女装でこの作品に出演している。しかも、何らかの事情で女装をしなければならないといった…

 キーストン時代のチャップリンの作品「にわか雨(雨に降られて)」

チャーリーがある女性にちょっかいを出すと、その女性の夫に追い払われる。チャーリーが泊まっているホテルは、先ほどちょっかいを出した女性と夫も泊まっており、やっかいなことに夜になると夢遊病の女性がチャーリーの部屋にやってくる。チャーリーは部屋…

 キーストン時代のチャップリンの作品「チャップリンの総理大臣」

場末のキャバレーで給仕の仕事をするチャーリーは、上流階級の女性が強盗に襲われたところを助けてあげる。そこで某国の「総理大臣」と詐称した身分を名乗ったチャーリーは、助けた女性のパーティに呼ばれる。一方、女性のことを好きな上流階級の男は、チャ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「恋の20分間」

公園でいちゃつくカップルをからかうチャーリー。一方、時計を欲しがる彼女のために、ベンチで居眠りをしている紳士から懐中時計を盗む別の男。途中で、チャーリーがこの男から時計を盗むことから、追いつ追われつのドタバタが始まる。 カップルをからかうシ…

 キーストン時代のチャップリンの作品「メーベルの身替り運転」

メーベルの恋人はレーサー。レース場に向かう途中に2人はケンカし、メーベルは通りがかりのチャーリーのバイクに乗せてもらうが、チャーリーがカーブで車から落ちたメーベルに気づかなかったために、メーベルは恋人の元に戻る。そのことを逆恨みしたチャー…

 キーストン時代のチャップリンの作品「幻燈会」

下宿屋の女主人と仲のいいチャーリーがいちゃついているところを、ひそかに女主人の子どもが撮影していた。ある夜、その写真が幻燈会で上映されたから大変。下宿屋の主人とチャーリーたちのドタバタが展開される。 テニスをしようとするが、空振りをして転ん…

 キーストン時代のチャップリンの作品「痛ましの恋」

浮気したと誤解されて恋人に振られたと思ったチャーリーは、毒を飲んで死のうとする。 チャーリーは「成功争ひ」(1914)のようなフロック・コートを着て登場。動きもどこか上品だ。チャップリン・ザ・ルーツ 傑作短編集・完全デジタルリマスター DVD-BO…

 キーストン時代のチャップリンの作品「好みの気晴らし」

酔払いのチャーリーが、1人の女性を気に入り、後をつけて家にまで行く。だが、彼女には亭主がいてドタバタが繰り広げられる。 チャーリーは酔払い芸を見せてくれるが、それ以上のものはこの作品にはない。酔っ払ったことからくるドタバタをおもしろく見せて…